ウクライナ、EUとの経済協定署名 ロシアが対抗措置を示唆
ポロシェンコ大統領は連合協定の署名後、ロシアとの関係に触れ、必要なのは同国に対する追加の経済制裁ではなく、真の対話であると強調。対話が実現して、真の停戦や自らが提案した和平案の遂行が実現することを切に願うと述べた。
ウクライナ大統領府は27日、政権軍と親ロシア派武装勢力がにらみあうウクライナ東部情勢に触れ、政府が先週宣言していた停戦を3日間延長することを発表した。新たな期限は30日夜までとなった。
ウクライナ政府はこの停戦延長で、全ての捕虜解放や親ロシア派が押さえる国境周辺の検問所の引き渡しなど緊張緩和の措置が進むことを期待している。ウクライナ政府はただ、停戦が順守されない場合の実力行使の権利は保持するとも釘を刺した。