イスラエルの地上侵攻、2日目に 4万人が家を失う
オバマ米大統領は18日、ネタニヤフ首相と電話会談を行い、ガザから発射されるハマスのロケット弾から自国を守るとするイスラエルの立場を改めて支持した。しかしその一方で、イスラエルに対しガザへの地上侵攻を「民間人の犠牲者を最小限にする」方法で行うよう求めた。
国連安保理は、イスラエルの地上侵攻を受け18日に緊急会合を開き、ジェフリー・フェルトマン国連政治問題担当事務次長が情勢を報告した。
フェルトマン氏は、イスラエル軍はこれまで少なくとも4回の地上侵攻と約90回の空爆を行ったほか、91発のミサイルを発射し、戦車から357回、軍艦から150回の砲撃を行ったと報告した。一方、ハマスからの攻撃は17日からイスラエルに向け127発のロケット弾が発射され、迫撃砲による攻撃が29回行われたと述べた。
フェルトマン氏は、潘基文(パンギムン)事務総長が「戦闘停止と打開策の模索」のために19日に現地に向かうことも明らかにした。