イラン核交渉、4カ月延長決まる 包括的な最終合意目指す
(CNN) イランの核問題を協議する国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランは18日、交渉を4カ月間延長することで合意した。欧米の複数の外交官がCNNに明らかにした。
イランと6カ国は昨年末、イランがウラン濃縮活動を制限し、欧米諸国が経済制裁を一部緩和する第1段階の措置で合意。この後、今月20日までを交渉期限とする包括的な最終合意を目指した協議を続けてきた。4カ月間の延長を決めた交渉はウィーンで開かれていた。
ただ、一連の交渉ではイランの濃縮活動の制限の範囲やその実施期間などで意見対立が解けなかったとされる。