同級生殺害の容疑で女子高校生逮捕、遺体を切断 佐世保
(CNN) 長崎県警は27日、同県佐世保市の高校生、松尾愛和(あいわ)さん(15)を殺害したとして、同じ高校に通うクラスメートの女子生徒(16)を殺人容疑で逮捕した。
警察によると、女子生徒は被害者の女子生徒を何度も殴り、首を絞めて殺害したとされる。被害者の遺体は切断されていたという。
家族によると、殺害された生徒は26日午後に友人と会うため外出し、夜になっても帰宅しなかっため家族が警察に届けを出した。
容疑者の生徒は警察の調べに対し、被害者を殺害して頭部と左手を切断したことを認めているという。
英字紙ジャパンタイムズによれば、友人や知人は容疑者の生徒について、とても頭が良く、感情の起伏が激しかったと話しているという。
母親は昨年亡くなり、父親は再婚して別の場所に住んでいたと報じられている。
加害者と被害者の生徒が通っていた学校の校長は記者会見で、2人の間にトラブルがあったとは聞いていないと語った。
報道によると、遺体は加害者の生徒が1人で住むアパートのベッドの上で27日に発見された。ベッドの周辺からは凶器も見つかったという。