シエラレオネ、エボラ対策の外出禁止令を解除
(CNN) シエラレオネは21日、エボラ出血熱の感染拡大を食い止めるため全土で実施していた3日間の外出禁止令を解除した。
この3日間、市民は自宅から出ることを禁止され、ボランティアが各世帯を訪問してエボラウイルスについての啓発活動を行った。
保健省によると、訪問予定の150万世帯のうち75%を超す世帯と接触できたという。今後も患者が集中している地域などを中心に活動を継続する。
今回の流行では昨年12月に初の症例が確認されて以来、ギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国を中心に少なくとも2600人が死亡している。