北朝鮮、新たな核実験も辞さず 国連委の人権決議に反発

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北朝鮮に対する人権非難決議を採択

(CNN) 北朝鮮の人権問題を非難する国連総会委員会の決議を巡り、北朝鮮が新たな核実験も辞さない構えを示した。

北朝鮮の人道に対する罪について国際刑事裁判所(ICC)への付託を勧告する決議案は、18日に国連総会の委員会で採決が行われ、賛成多数で採択された。

この採決に先立ち北朝鮮代表は、「我々は人民の人権を守るために強力な国家能力を維持する必要がある」と主張。人権キャンペーンは米国などが北朝鮮の体制転覆を狙って画策したものだと述べ、北朝鮮は「新たな核実験の実施を自制しないことを余儀なくされる」と牽制(けんせい)した。

さらに、決議案は現実を反映しておらず、対立をあおるものだと批判していた。

北朝鮮は今年4月、核抑止力を強化するため「新型の核実験」の可能性も排除しないと表明。専門家はこれについて、北朝鮮がウラン型の核爆弾実施に踏み切るのではないかと推測している。

北朝鮮が2013年2月までに3回実施した核実験は、いずれもプルトニウム型だったと考えられている。

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