エアアジア機墜落 30人の遺体収容、機体の一部発見か
(CNN) 乗客・乗員162人を乗せ、インドネシア・カリマンタン島沖に墜落したエアアジア機の捜索で、インドネシア当局は2日、墜落機の残骸から、これまでに30人の遺体を収容したと発表した。また、シンガポール国防省は、墜落機のウインドーパネルと見られる残骸を発見したことを明らかにした。
収容された遺体のうち、これまでに客室乗務員の女性1人を含む4人の身元が判明しており、最初に身元が判明したインドネシア人女性は1日に埋葬された。
インドネシア捜索救助庁は、墜落機の胴体部分と飛行データやコックピット内の音声を記録する「ブラックボックス」の発見を急いでいる。
捜索隊は、当局が墜落機の残骸発見の可能性が最も高いと考える5400平方キロの範囲を集中的に捜索しているが、2日はジャワ海では波の高さが4メートルに達し、ダイバーたちによる水中の捜索は難航した。