ボコ・ハラム、今度はカメルーンで襲撃 11人死亡
ナイジェリア・カノ(CNN) 中部アフリカのカメルーン北部ワザ地区で1日夜、イスラム過激派「ボコ・ハラム」がバスを襲撃し、少なくとも11人が死亡、6人が負傷した。
ワザ地区は、ナイジェリア北東部との国境沿いに位置する。ほぼ無統治状態のナイジェリア北部の大部分を支配するボコ・ハラムは、ナイジェリア国外での攻撃を拡大しており、カメルーン軍や市民を標的にしている。
カメルーンでは最近、極北州モゾゴ地区でもボコ・ハラムによる襲撃事件が発生し、少なくとも23人が死亡した。
ボコ・ハラムは昨年5月、ワザ地区で中国人建設作業員1人を殺害し、10人を誘拐していた。人質は10月に解放された。