フランス全土厳戒、欧州各地で追悼集会 仏紙襲撃
(CNN) パリ市内の風刺週刊紙「シャルリー・エブド」が襲撃され12人が死亡した事件を受け、フランスのオランド大統領は7日夜、「(犯人)逮捕のために全力を尽くす」「すべての公共の場を守らなければならない。保安部隊をあらゆる場所に配備する」と演説した。
大統領は8日を国民の服喪の日として追悼を呼びかけ、3日間半旗を掲げると表明した。
7日夕にはフランス全土で交通機関の駅など人通りの多い場所に兵士が配備された。フランスのバルス首相は事件を受けて同国の警戒レベルを最高に引き上げ、報道機関や大型店舗、宗教拠点、公共交通機関などの安全対策を強化する措置を取った。
7日夜にはフランス国内や欧州全土で追悼集会が開かれ、何千人もの参加者が集まった。パリ市内の集会では参加者が死亡した漫画家に哀悼の意を表してペンを掲げた。ローマやベルリン、バルセロナでも同様の集会が開かれている。