アルカイダ系組織が仏紙襲撃の犯行声明、数年間の準備
ビデオ声明では同新聞を襲撃した兄弟容疑者の画像が飾られ、AQAP幹部はイスラム教の預言者ムハンマドを描写したことに対する報復攻撃と主張。「実行犯に指示し、彼らは受け入れた。彼らは約束し、遂行した」などとも述べた。
また、フランスは米国の全ての犯罪に絡んでいると指弾。フランスはマリやイスラム・マグレブ諸国で犯罪も犯しているなどとも述べた。
米政府高官によると、ビデオ声明は本物の可能性がある。ただ、AQAPが同新聞襲撃の遂行を支援したと断言出来る段階にはないとも指摘。米情報機関が、襲撃の背後にAQAPが介在していた形跡を分析していると述べた。
別の米政府当局者によると、シャルリー・エブドを襲った実行犯の1人がAQAPから攻撃の資金として最大2万ドル渡され、イエメンを離れたとの情報もある。