ISSで警報誤作動、宇宙飛行士がロシア区画に避難

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NASA、ガス漏れ騒ぎで対応

(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)の米国区画で14日、冷却システムのアンモニア漏れを示す警報が鳴り、宇宙飛行士が一時的にロシア区画に避難した。米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。

調べた結果、警報はコンピューターの障害による誤作動が原因で、アンモニアは漏れていなかったことが分かった。

ISSプログラム管理者によると、アンモニア漏れを示す測定数値が出たことから、安全のため宇宙飛行士がマスクを着けてロシア区画に移動し、米国区画とのハッチを閉じた。

その後誤作動だったことが確認され、装置の復旧を待って米国区画に戻った。NASAによると、アンモニアは漏れておらず、予定していた実験はできなかったが、研究成果は失われていないという。

ISSには現在、米国人宇宙飛行士2人を含む6人が滞在している。欧州宇宙機関(ESA)のサマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士はこの間、ツイッターで「心配してくれてありがとう。ロシア区画で全員無事です」とコメントした。

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