ISIS、日本人2人の殺害警告 2億ドル要求
菅義偉官房長官は映像の真偽を確認中としたうえで、事実だった場合は「強い憤りを覚える」と述べ、政府として「関係各国と連携し、解決に向けて全力を挙げる」との方針を示した。
ISISは昨年8月以降、米国人と英国人の人質の殺害映像を相次いで公開している。
米国は8月にイラクでISISへの空爆を開始し、9月からはアラブの有志国とともにシリアにも空爆を拡大した。
日本は憲法で自衛以外の軍事行動が認められず、空爆には参加していない。安倍首相は18日、エジプト・カイロでの演説で、ISIS対策の人道支援などとして2億ドルの資金を拠出すると表明していた。