韓国人少年がトルコで失踪、ISIS参加の可能性も
ソウル(CNN) トルコを旅行中の韓国人の少年(17)が今月上旬、シリア国境近くの町で失踪した。韓国当局は、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に合流するためにシリアに入った可能性もあるとみて調べを進めている。
男子生徒は8日に韓国人の同行者とともにトルコに到着。2日後、シリア国境近くの町キリスのホテルから姿を消した。同行者は12日に韓国大使館に失踪を届け出た。
当局によると、男子生徒はISISに強い関心を抱いていた。男子生徒が利用していた短文投稿サイト「ツイッター」のプロフィル写真はISISの旗で、「兄弟たち」と出会うためにISISに「参加したい」と繰り返し投稿していた。
また別の投稿では、自分のことをロシア南部チェチェン出身だと主張。「男は差別されている」「フェミニストは大嫌いだ。だからISISが好きだ」「国と家族を捨てて新しい人生を手に入れたい」とも述べていた。
投稿はいつも英語で、アラビア語の投稿をリツイートしたりもしていた。韓国語の投稿はなかった。