台湾機墜落 死者31人に、直前にエンジン停止か

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台湾機墜落、直前に救難信号

(CNN) 台湾で4日に起きた復興(トランスアジア)航空機の墜落事故で、同機が墜落する直前、操縦室からエンジンの異常を知らせる救難信号が発信されていたことが5日までに分かった。これまでに確認された死者は31人に上った。

管制塔との通信記録によると、墜落した復興航空GE235便(ATR72型機)の操縦室から男性の声で、「メーデー、メーデー、エンジン停止」と連絡が入った。操縦士の声だったのかどうかは分かっていない。

同機は台北の空港を離陸した直後、制御不能になって橋に接触し、川に突っ込んだ。当局者によると、搭乗していた58人のうち、操縦室にいた乗員を含む31人の死亡が確認され、15人が負傷。まだ12人が安否不明になっており、捜索救助作業が続けられている。

同機が接触した橋を通行中だった車の中の2人も負傷して病院に運ばれたが、容体は安定しているという。

台湾の中央通信(CNA)は航空安全委員会の話として、同機のブラックボックスが機体の後部から見つかって回収されたと伝えた。

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