チュニジアの博物館襲撃、3人目の実行犯が逃走中
ラビディ容疑者のおじは20日、CNNとのインタビューで、同容疑者がテロを実行して射殺されたことは確かだと述べる一方、過激思想への傾倒にはまったく気づかなかったと語った。
おじの話によると、同容疑者は約1カ月間、仕事で国内の別の街へ行くと言って姿を消したことがある。
この時期に本人がかけてきた電話の番号から、リビアでテロ訓練を受けていたとも考えられるが、帰ってから変わった様子はみられなかった。犯行当日も家族とコーヒーを飲み、普段と同じように仕事に出かけたという。
犠牲者のうち、イタリア人4人の遺体は21日、同国へ運ばれた。チュニジア当局は同日、負傷者11人が同国内の病院に入院していると述べた。