ドイツ機墜落、パイロットの1人閉め出しか
同機はスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう途中、24日にフランスで墜落した。搭乗していたのは18カ国からの乗客乗員150人。ジャーマンウィングスは家族がフランスに渡航するための便などを手配する方針で、26日には親会社ルフトハンザ航空の特別機がフランス南部へ向かう。
ルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、同機は「技術的に完璧」な状態にあり、2人のベテランパイロットが操縦していたと説明。なぜこのような事故に巻き込まれたのか分からないと語った。
当局者は、同機がテロに巻き込まれた可能性は排除していないものの、その可能性は低いとの見方を示している。
米連邦捜査局(FBI)はフランスとドイツ、スペインで同機の乗客名簿を調べていることを明らかにした。これまでのところ、犯罪に結びつくような乗客は見つかっていないという。