副操縦士、「乗務不適合」隠して勤務 独機墜落
ルビッツ副操縦士が通っていたデュッセルドルフ市内の診療所によると、副操縦士は同診療所をこれまでに2度訪れ、最後の訪問は17日前だったという。しかし、副操縦士はうつ病の治療を受けていたわけではないとしている。
ドイツの捜査当局は、ルビッツ副操縦士のアパートから押収した書類から判明した事実について、関係者に事情聴取などを行ってから発表するとしているが、検察当局は「墜落当日を含め、療養休暇に関する書面が破かれた状態で発見されたことから、ルビッツ副操縦士は自身の病気を会社や職場に隠していたとの予備的結論が導き出せる」としている。