米軍、南シナ海の偵察強化へ 中国は「挑発」に相当と警告
声明によると米海軍は今後数年間に4隻のLCSを東南アジアに投入予定。南シナ海などでの監視活動を常に実施する見通しだという。
今回のパトロール中、フォートワースは中国軍の複数の艦艇と遭遇。米海軍は、フォートワースが中国の誘導ミサイルフリゲート艦に追跡された際の写真を公開した。
一方、中国国営新華社通信が13日に報じたところによると、同国の外務省報道官は南シナ海の航行の自由について中国政府がこれを支持するとしながらも、米国はその権利を慎重に行使するべきだと発言。米軍のいかなる行動も挑発的と見なされる可能性があると警告したという。
南沙諸島では、中国が領有権の対立する島々で3050メートルの滑走路の建設などを進めており、緊張が高まっている。