イスラエルでキリストゆかりの教会に放火 ユダヤ人過激派か
警察はユダヤ人入植者16人(すべて未成年)の身柄を拘束して取り調べたが、全員が釈放されている。
この地域では近年、教会やモスクへの襲撃が相次いでいる。警察は、右派のユダヤ教過激派が放火や建物の損壊に関わっているとみている。
だがパレスチナの人々の目には、イスラエル警察の捜査は手ぬるく映っている。
今回の放火事件を受けてパレスチナ解放機構(PLO)は「パレスチナ全体で教会やモスクがイスラエル人テロリストの標的になっているのに、イスラエルの国家はそれを野放しにしたままだ」との声明を出した。