インドネシア軍機墜落 86人の死亡を確認、住宅街巻き添え
建物からは黒煙が上がり、黒く焼け焦げた車も見える。
墜落原因は分かっていない。軍の広報によれば、同機は1960年代に米国で製造されたもので、点検を行った後にメダンの空軍基地を出発し、基地から約5キロの地点で墜落した。
同機は軍の補給物資を搭載していた。インドネシアでは他に交通手段がない島との間を行き来するために、住民などが軍用機に搭乗することがある。軍はジャカルタとメダンに対策本部を設置して、犠牲者の家族などへの対応に当たっている。
国営アンタラ通信によれば、同機はメダンとリゾート地のブラスタギを結ぶ幹線道路上に墜落した。