インドネシア機不明 濃霧で捜索中断、山間部へ2チームが向かう
ジャカルタ(CNN) インドネシア東部のニューギニア島パプア州の山中に同国のトリガナ航空機(乗客乗員54人)が墜落したとみられる件で、当局は17日までに、墜落現場に向けて捜索隊2チームを派遣したものの、濃霧のために捜索活動をいったん中止したと明らかにした。
トリガナ航空機は16日午後2時過ぎにパプア州ジャヤプラを出発。同州オクシビルに到着する予定だったが連絡が取れなくなった。その後、目撃情報などを頼りに捜索機2機を飛ばし、山中に機体の残骸と見られるものを発見した。地上から2チームが現場へ向かったが、2600メートルと高所にあり、濃霧のために捜索活動は一時休止となった。
捜索チームは天候の回復を待っており、現地で夜を過ごす可能性もある。
当局は、緊急対応チームを現地に送り届けることも視野に鉱山会社からヘリコプターを借りているが、悪天候のためにヘリを飛ばせない状況だという。