WHO、リベリアのエボラ熱終息を再宣言

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エボラ熱により多くの死者を出したリベリアで、原因不明の疾患が発生

エボラ熱により多くの死者を出したリベリアで、原因不明の疾患が発生

(CNN) 世界保健機関(WHO)は3日、西アフリカのリベリアにおけるエボラ出血熱の再流行は終息したと宣言した。

リベリアとシエラレオネ、ギニアの西アフリカ3カ国を中心としたエボラ熱の流行では、これまでに1万1000人以上が死亡している。

リベリアでは5月9日にいったん終息宣言が出されたが、その後空港の近くに住む少年の感染が確認された。少年は6月下旬に死亡した。

WHOによれば、リベリアでは6月下旬から7月にかけて計6人の発症が確認され、少年を含む2人が死亡したという。

だが最後の感染者の陰性反応が確認されて42日が経過したことから、終息宣言を出す運びとなった。42日間とは、エボラ熱の潜伏期間の2倍にあたる。

WHOは「再流行への対応に成功したことについて、リベリア政府と国民を称賛したい。今後も監視を続ける必要性で同国政府と一致した」としている。

リベリアでは2014年3月に最初の症例が報告されて以降、感染者1万666人のうち4800人以上が死亡した。

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