ブダペストに足止めの難民ら、徒歩で隣国へ 当局はバス用意
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報道官が4日、明らかにしたところによると、1000人以上が依然としてブダペスト東駅に残っている。
一方、英国のキャメロン首相は4日、数千人規模のシリア難民を追加で受け入れる方針を表明。「英国は理性と心情の両面から行動し、困窮している人々を難民として受け入れる。同時にシリア危機に対する長期的な解決策も模索する」と述べた。
キャメロン首相はこれまで、中東地域に平和をもたらすことに注力するのが最善の策だとしていたが、トルコの海岸に漂着した男児の遺体の画像が波紋を呼び、より多くのシリア難民の保護するよう圧力が高まったことから、従来の方針を転換した。