コロンビア、FARCとの和平合意へ画期的な進展

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キューバ・ハバナ(CNN) コロンビアのサントス大統領は23日、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平合意に向け画期的な進展があったと発表した。半年以内に最終合意が成立する見通しだとしている。

合意に基づき和平裁判所や和解委員会を設置して、長年の闘争による被害者の救済と犯罪者の訴追を目指す。サントス大統領は声明で、「和平に向けた特別裁判所の設置で合意した。闘争の中で犯罪を犯した者を処罰せずにはおかない」と強調した。

両者は和平合意の成立に向け、キューバのハバナで会談を行っていた。

FARCは1960年代からコロンビアで反政府闘争を展開。和平に向けた交渉は3年ほど前から開始され、停戦を発表した後に撤回する展開も何度か繰り返されたものの、土地改革やFARCの政治参加、違法作物の排除といった課題に焦点を絞った交渉が続けられていた。

ただ、コロンビアの左翼ゲリラはFARCだけではない。ボゴタで7月に爆発が相次ぎ少なくとも8人が負傷した事件についてサントス大統領は、左翼ゲリラの民族解放軍(ELN)の犯行だったと名指ししている。

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