シリアでのロシアの軍事介入拡大、アサド政権見限りの反映か

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オバマ大統領は約1年ぶりにプーチン大統領と会談へ

オバマ大統領は約1年ぶりにプーチン大統領と会談へ

仮にロシアがシリア内で空爆などの軍事行動に踏み切ったとしてもこれらのインフラ基盤を破壊しないことを望んでいる。米政府当局者によると、現段階でロシア軍機がシリア内で戦闘行為を開始したとの情報はないが、事態が急変する可能性はいつでもあるとの情勢認識も示した。

オバマ大統領は近く、国連総会出席に合わせてロシアのプーチン大統領と会談予定で、シリア情勢などに触れる見通し。両首脳の直接会談は過去約1年で初めて。

ロシアは軍事介入の加速についてISIS掃討もしくはアサド政権へのてこ入れが目的なのかは明確にしていない。米国はISIS撲滅の作戦を続け、シリア反体制派への支援も行っている。また、アサド大統領の退陣も迫っている。

ロシアの軍事介入の狙いがアサド政権支援だった場合、ISISや別の過激派、反体制派などが入り組んでいる内戦が悪化しかねないとの懸念も抱いている。

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