タリバーンの内紛で死者100人 アフガン南部

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最高指導者オマル幹部の死後、タリバーンは激しい内部対立を繰り広げている

最高指導者オマル幹部の死後、タリバーンは激しい内部対立を繰り広げている

(CNN) アフガニスタン南部で反政府勢力タリバーンが内紛を起こし、多数の死者が出ていることが分かった。

南部ザブール州の議会指導者が10日に語ったところによると、タリバーン内部で対立する2つの派が同日までの4日間、銃撃戦を展開。双方合わせて約100人が死亡したという。

タリバーンは今年7月末、最高指導者オマル幹部が死亡していたことを認め、ナンバー2だったマンスール幹部を後継に選んだ。これに対して、タリバーンの分派を率いるラスール幹部の支持者一派が反発。マンスール派との対立が続いている。

ラスール派にはウズベク人勢力も加わっているという。10日午前にはウズベク人戦闘員による自爆テロで、マンスール派の幹部ら数人が死亡した。

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