不明マレーシア機のエンジンの残骸か 南アの海岸で発見

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マレーシア航空370便が消息を絶ってから2年が経過

マレーシア航空370便が消息を絶ってから2年が経過

(CNN) 南アフリカ当局などによると、同国南西部の西ケープ州の海岸で24日までに、ロールスロイス社製の航空機エンジンの一部とみられる破片が発見された。

2年前に消息を絶ったマレーシア航空370便の残骸の可能性があることから、マレーシア政府は破片を回収するためのチームを派遣する。同国のリオウ・ティオンライ運輸相は「これまでの報告から、(今回見つかったものは)航空機エンジンの吸気口カバーの一部である可能性がある」と述べた。

発見者は考古学者の男性で、西ケープ州モーゼル湾付近の海岸で見つけた。破片には航空機エンジンの製造を手がけるロールスロイス社のロゴの一部とみられる文字などがあった。

AP通信によると、この男性は「ひっくり返してもすぐには何か分からなかった」と語り、飛行機の操縦士に相談したのち南アの航空当局に届け出たという。

航空当局は「破片の収集に向けた準備を進めており、今後マレーシア当局に引き渡すことになる」と述べた。

昨年7月にインド洋のレユニオン島で発見された残骸は370便のものだと断定された。先ごろアフリカ東部モザンビークで発見された同機のものである可能性のある残骸2片は、分析のためにオーストラリアに送られている。

乗客乗員239人を乗せた370便は2014年3月8日にマレーシアの首都クアラルンプールを発ち、北京に向かう途中で消息を絶った。

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