インドの寺院火災、死者105人に 警察が事件として捜査
警察は、寺院が許可なく花火を打ち上げたとして、過失致死容疑で寺院の関係者や花火業者を取り調べている。現時点で逮捕者は出ていない。
インドのモディ首相は10日夕、負傷した被害者を見舞った。首相府によると、死亡した人の遺族には約3000ドル(米ドル換算、約32万円)、負傷者には5万ルピー(約8万円)を補償する。
10日夕までにプッティンガル寺院からは誰もいなくなり、負傷者が運ばれた病院には家族を探す人たちが詰めかけている。
現場付近に設置された仮設救護所にも行方不明者の写真が張り出された。同地には犠牲者の遺体が安置されているが、当局によると、遺体は損傷が激しく、身元確認が困難な状態だという。