北海道で男児が行方不明、「しつけ」で山林に置き去り
(CNN) 北海道七飯(ななえ)町の山林で、両親に「しつけ」のためとして置き去りにされた男児が行方不明になっている。
北海道警によると、田野岡大和君(7)は28日午後4時ごろから行方が分からなくなった。
両親が同日午後6時ごろ、警察に通報し、当初は家族4人で山菜を採りに行った先で姿を消したと説明。その後、大和君が通過する車や人に石を投げたため、罰として帰りに置き去りにしたことを認めた。
父親はテレビ局とのインタビューで、家庭内暴力を疑われると思い、通報をためらったと明かした。両親はまもなく引き返したが、大和君の姿はすでになかったという。
同町は野生のクマが生息していることで知られる。
現場には同日から150人以上の警官や消防隊員が出動し、捜索を続けている。