死亡した英議員追悼 EU残留・離脱の両派が運動再開

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残留・離脱の両派が運動を再開

残留・離脱の両派が運動を再開

ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を間近に控え、残留・離脱の両派が19日、ジョー・コックス下院議員(41)の殺害を受けて自粛してきた運動を3日ぶりに再開した。

コックス氏の地元だった英イングランド北部バーストルの教会で同日営まれた追悼式では、シリア難民救済などの活動に尽力してきた同氏の功績を大勢の参列者がしのんだ。

コックス氏は英国のEU残留を支持していた。同氏殺害の罪に問われたトミー・メア容疑者(52)は18日に裁判所に出廷し、「私の名は裏切り者にとっての死、英国にとっては自由だ」と発言した。

国民投票は23日に予定され、世論調査では賛否が拮抗している。19日から運動を再開した両派はそれぞれ首都ロンドンで集会を開催。離脱派の集会では運動を主導するボリス・ジョンソン前ロンドン市長が「主導権を取り戻そう」と訴えて喝采を浴びた。

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