コロンビア政府と左翼ゲリラ、停戦で合意 内戦終結へ筋道

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キューバ・ハバナ(CNN) 南米コロンビアの政府と左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍(FARC)」は22日、停戦で合意したと発表した。最終的な和平合意の締結に向けた交渉も進んでおり、50年に及んだ内戦に終止符が打たれそうだ。

停戦合意はコロンビアの当局者がキューバの首都ハバナで発表した。双方はハバナで2012年11月から内戦終結に向けた交渉を行っていた。

コロンビア政府の声明によると、同国のフアン・マヌエル・サントス大統領とFARCのティモレオン・ヒメネス最高司令官が23日に合意文書に署名する見通し。

署名式にはキューバのラウル・カストロ国家評議会議長や国連の潘基文(パンギムン)事務総長らが立ち会うという。

FARCはキューバ革命を模倣しコロンビアにマルクス主義政権を樹立するため、長年にわたり反政府闘争を展開していた。ゲリラ戦の資金源とするため麻薬密売や誘拐に手を染めているとの批判もある。

サントス大統領は20日、7月20日までに最終的な和平合意が成立するとの見通しを示していた。コロンビアではこれを受け、和平合意への賛否を問う国民投票が行われる。

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