英国民投票、「残留」が僅差でリード 開票進む
ロンドン(CNN) 英国で23日に実施された欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票で、382ある投票地区のうち93地区の開票作業が終わり、「残留」が50.08%と「離脱」の49.92%を僅差で上回っていることがわかった。
24日午前には全土の集計結果が発表される見通し。
最初に開票結果が判明した英領ジブラルタルでは残留が約96%と圧倒的多数を占め、イングランド北部のニューカッスルでも残留派がわずかな差で勝利した。
一方、イングランド北部のサンダーランドは離脱派が61%と、残留派の39%を上回った。これを受けて英ポンドは急落した。
英世論調査機関ユーガブは、23日に投票を済ませた有権者4772人を対象にインターネットで調査を実施し、「接戦で結果を予測するのは時期尚早」と結論付けた。