バングラ・カフェ襲撃、警察が複数の人質救出
ダッカ(CNN) バングラデシュの首都ダッカで1日夜、武装集団が大使館などの集まる地域にあるカフェを襲撃し、約20人を人質に取って立てこもった事件で、地元警察は、警察の作戦が実施され、複数人が救出されたと明らかにした。作戦は続行中としている。日本の萩生田官房副長官は記者会見で、12人が救出されたと述べた。人質に日本人が含まれているかは確認中としている。
襲撃されたのはカフェ「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」。付近にいた目撃者は、数時間にわたり静寂が続いていたが、新たに銃撃音がカフェのある方角から10分間ほど聞こえたと証言した。
別の目撃者は、現場から負傷者1人が運び出されたと語った。警察は救出した人数を明らかにしていない。
武装集団と警官の銃撃戦では、警察官2人が死亡、40人が負傷した。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のメディア部門、アマク通信によれば、ISISが犯行声明を出した。だが米当局者の一部はこれを疑問視している。