「黒人の命も大事」、米男性射殺への抗議 欧州に波及
参加者らは警察の先導で市内を行進し、交通が滞る場面もあった。市南部の集会では1人の男が酒を飲んで治安を乱した罪に問われた。
ベルリン中心部のポツダム広場で10日に開かれた集会では、米国で今年、警官に殺された黒人1人ひとりの名前が読み上げられた。参加者は地面に横たわってその名前を繰り返した。リストの長さに驚く声が上がり、涙を流す人もいた。デモは平和的に行われ、逮捕者は出なかった。
アムステルダム中心部のダム広場でも集会が開かれ、背中に「撃つな」と書いた参加者が集まった。プラカードには、2012年に自警団員に射殺された米国人少年、トレイボン・マーティン君の名も書かれていた。参加者によると「平和的な雰囲気だったが緊張感が漂い、至る所に感情がほとばしっていた」という。
#blacklivesmatter stopping traffic in #London. Bus drivers are showing their love! pic.twitter.com/VjYZztPuG3
— Oh my god Becky (@rabbitinahat) 2016年7月10日