フランス北部の教会で立てこもり 人質の聖職者死亡
(CNN) フランス北部ノルマンディー地方の町、サンテティエンヌデュルブレにあるカトリック教会に26日午前、2人の男が人質を取って立てこもった。人質のうち1人が死亡した。
内務省の報道官によると、もう1人の人質が重傷を負い、「生死の境」にいるという。
フランスの放送局は、犯人2人が殺害され、事態は収束したと伝えた。
CNN系列局によると司祭1人と修道女2人、信者2人が人質に取られた。地元司教区は声明で、死亡したのは84歳の司祭だと述べた。
内務省は対テロ検察当局が捜査を引き継いだとする声明を出した。
現場の町はパリの北西約108キロに位置する。オランド大統領とカズヌーブ内相が現地へ向かっているという。