仏教会人質事件 ISISのテロと断定、実行犯は監視対象
警察によると、死亡したのはジャック・アメル神父(86)で、胸を刃物で刺され、のどをかき切られていた。
さらに1人が、のどなどを切られて重傷を負い、危険な状態にあるという。
現場の教会から脱出した修道女は、実行犯の1人が「アラー・アクバル(アラビア語で『神は偉大なり』の意味)」と叫んだと話している。
ISIS系のアマク通信は同日声明を発表し、ノルマンディーの攻撃は同組織の「戦闘員」による犯行だったと主張した。アマク通信は、フランス・ニースやドイツなどで相次いで大勢の犠牲者を出した事件についても同じような文言の声明を出している。