タイ各地で爆発、24時間で11回 4人死亡
プーケットでは同7時45分とその1時間後に爆弾が炸裂(さくれつ)した。地元警察によると現場は観光客に人気のビーチや繁華街で、1人が軽傷を負ったという。
同9時には再びホアヒンで爆発。5分後にも爆発があった。街のランドマークとなっている時計台近くで発生し、1人が死亡、3人が負傷した。ホアヒンは首都バンコクの約145キロ南西にあり、海辺のリゾートとして人気がある。
中部パンガー県でも同9時に2件の爆発があった。負傷者はいないという。
タイ警察幹部は「警備体制を強化している。検問所を複数設置し、バッグなどの持ち物検査を実施中だ」と説明した。