民主化運動の学生リーダー3人に判決、実刑免れる 香港
もう1人の周永康氏は、禁錮3週間、執行猶予1年を言い渡された。当初は80時間の社会奉仕を命じられる予定だったが、ロンドン留学を予定していることに配慮して変更された。
判決では、「被告は3人とも政治的理想を信じ、(香港)社会の現状を憂慮して意見や要求を表明した」「その動機は自らを利することでも、他人に危害を加えることでもなかった」と認定した。今後の政治活動への参加にも制約はかけなかった。
黄氏は今年に入って新党「香港衆志」を結成し、来月の選挙で香港の議会に当たる立法会に民主派議員を送り込むことを目指す。自身は19歳で被選挙権がないことから、羅氏が立候補を表明している。
両氏は今後も民主化要求運動を続ける意向で、黄氏は12日にCNNの取材に応じ、「雨傘運動にかかわったことは一切後悔していない」と話していた。