モスル奪還作戦、ISIS戦闘員の逃亡相次ぐ シリアへ越境
地上で進軍を続ける数千人規模の混成部隊を、米軍主導の有志連合が上空から援護している。
有志連合の調整を担当するマクガーク米大統領特使がツイートしたところによると、この1週間に実施した空爆の回数は、有志連合がISISへの攻撃を開始してから最も多かった。
地上部隊はまもなくモスル市内に入る見通し。ISISの抵抗で激しい市街戦になることが予想される。
一方、同市から南へ約30キロ離れたカイヤラでは、硫黄の鉱床と関連工場にISISが爆発物を仕掛け、緩慢燃焼性の油をまいたため、数日前から火災が続いている。現場からは有毒な煙が立ち上り、数百人が体調不良で手当てを受けた。