アフガンの独領事館で自爆テロ、4人死亡 タリバーンが声明

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アフガニスタン北部でタリバーン掃討作戦に従事する兵士

アフガニスタン北部でタリバーン掃討作戦に従事する兵士

(CNN) アフガニスタン北部バルフ州で10日、ドイツ領事館を狙った自爆テロがあり4人が死亡、100人以上が負傷した。州当局者が11日に発表した。地元警察は警官3人が負傷したとしている。ドイツ人職員にけがはなかった。

警察によると、現地時間の同日午後10時45分ごろ、同州の州都マザリシャリフでドイツ領事館を狙って車が自爆し、大きな爆発が起きた。

この事件について反政府武装勢力タリバーンが犯行を認める声明を報道各社に送信。タリバーン広報はドイツを「侵略者」と形容し、領事館を狙ったことを認めた。

マザリシャリフは北部で最も人口が多く開発も進んでいる都市で、治安も良かった。タリバーンは周辺で活発に活動しているが、マザリシャリフを拠点とはしていない。

北部ではクンドゥズ州で7日前にアフガニスタンと米国の連合軍がタリバーンを攻撃し、市民30人が死亡、米兵2人と武装勢力の26人も死亡していた。

同じ日には北部ファリヤブで、タリバーンの砲撃によって結婚披露宴に出席していた少なくとも7人が死亡、13人が負傷した。

クンドゥズ州では各地でタリバーン掃討作戦が展開されている。2015年10月には米軍が病院を攻撃して多数が死傷。米国防総省は今年4月に兵士16人の処分を発表したが、意図しない人為ミスや機材の不具合が原因だったことから戦争犯罪には当たらないとの見解を示していた。

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