7歳少女、アレッポから「自宅に爆撃」とツイート
ロンドン(CNN) シリア政府軍が反体制派からの奪還を目指し、地上攻撃を開始したアレッポ東部で、7歳の少女がツイッターへの投稿を通し、悲惨な現状を訴えている。27日には自宅が爆撃を受けたという。
アレッポ東部に住む7歳のバナ・アラベドさんは27日深夜、爆撃で家を失ったとツイート。「がれきの中でたくさんの死を見て、私も死にかけました」と書き込んだ。
政府軍は26日からアレッポ東部への地上攻撃を開始し、市北東部で複数の地区を反体制派から奪還した。活動家らが運営するSMART通信が27日に伝えたところによると、一家の住む地区も空爆を受け、少なくとも5人が負傷した。
バナさんの母、ファテマさん(26)がツイッターを通したCNNへのメッセージで語ったところによると、一家は27日夜に自宅を爆撃され、路上へ逃げ出して政府軍機が去るのを待った。バナさんと5歳、3歳の子どもたちにけがはなく、その夜は近くの家に避難させてもらったという。