ドゥテルテ氏、サミットでオバマ氏を「避けた」と明言
(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領は14日までに、9月にラオスで開かれた東アジアサミットで、オバマ米大統領との同席を意図的に避けていたことを明らかにした。
ドゥテルテ氏は12日夜に首都マニラの会合で、オバマ氏との「気まずい場面」を避けるためにサミットでの会議を欠席したと語った。
「(オバマ氏が)こちらの握手を受け入れるかどうかもわからないので身を引いていた」とも話した。
オバマ氏はドゥテルテ氏の強硬な麻薬撲滅作戦にかねて懸念を示し、人権問題だと批判していた。ドゥテルテ氏がサミット直前、オバマ氏について侮辱的な表現を使った暴言を吐いたため、オバマ氏側は首脳会談の予定をキャンセルした。
ドゥテルテ氏の側近は当時、同氏が体調不良で会議を休むと説明。ヤサイ外相が代わりに出席した。