イタリア中部で連続地震、最大M5.7 首都でも避難騒ぎ
ローマ(CNN) イタリア中部で18日、強い地震が連続して発生し、首都ローマでは地下鉄や学校で人々が避難する騒ぎとなった。
米地質調査所(USGS)によれば、最初の地震はマグニチュード(M)5.3で、震源は昨年8月の地震で大きな被害を受けたアマトリーチェの西北西約7キロだった。
震源から南西に90キロ離れたローマでも強い揺れが感じられ、驚いた多くの人々が建物から避難した。
USGSによれば、最大でM5.7の余震が少なくとも9回起きている。すべて震源は地下10キロ以下の浅い場所だという。
死者や大きな被害の情報は今のところないが、消防当局によれば大雪のために被害状況は十分につかめていないという。
ローマの災害対策当局には、住民からの電話が相次いでいるという。