トランプ氏の「秘密情報収集」疑惑、プーチン大統領が一蹴
(CNN) ロシアのプーチン大統領は17日、記者会見で、同国政府がトランプ次期米大統領の秘密情報を集めていたとされる疑惑に言及し、「偽情報だ」「くだらない」と一蹴(いっしゅう)した。
米情報当局高官らは最近、トランプ氏やオバマ大統領に文書を提出し、ロシアがトランプ氏にとって不名誉な情報を収集している可能性があると警告を行った。CNNは先週、このニュースを最初に伝えたが、文書の具体的な内容については報道を差し控えていた。ネットメディアの米バズフィードは未確認のまま内容を公開している。
プーチン氏はモルドバ大統領との共同記者会見の中で、この文書に含まれる内容の一部を知っていると明言。CNNが伝えていなかったわいせつな未確認情報にも言及した。
トランプ氏が2013年、ミス・ユニバース大会の主催者としてモスクワを訪れた際、同市内のホテルで売春婦といたビデオ映像をロシアが持っている、といった情報だ。