トランプ氏のツイッター、フォロワーが2000万人突破
ニューヨーク(CNNMoney) トランプ次期米大統領のツイッター・アカウントのフォロワー(読者)が16日、2000万人を突破した。
ツイッター上の表示によると、トランプ氏のフォロワー数は全ユーザー中68位。カナダ出身の歌手アブリル・ラビーンさんと、インドの俳優アーミル・カーンさんの間に位置している。
トランプ氏はかねて、ツイッターとフェイスブック、インスタグラムで同氏をフォローするユーザーを合計すれば「4600万人に達する」と公言している。ただしこの中には自動で発言する「ボット」や、実際には投稿を見ていない幽霊ユーザーも含まれる。
トランプ氏は中でもツイッターを愛用することで知られ、初の「ツイッター大統領」になるとも言われてきた。米大統領として実際に初めてツイッターを使ったオバマ氏は、個人アカウントに8000万人、公式アカウントに1350万人のフォロワーがいるものの、不定期に投稿する程度だった。
これに対してトランプ氏は連日盛んにツイートしている。同氏は大統領選直後のインタビューで、就任したらツイートを自制すると発言していた。しかし最近の独紙、英紙とのインタビューでは、メディアの「不当な報道」を批判し、ツイッターなら自分の言葉をそのまま伝えられると強調。就任後も大統領の公式アカウントではなく、個人アカウントを使い続けるとの意向を示した。
トランプ氏のツイートは、同氏の考えがリアルタイムで反映されるだけに物議を醸すことも多く、側近らがその発言を打ち消す事態も起きている。