ローマ法王、ミャンマーを批判 ロヒンギャ迫害で
仏教徒が多数派のミャンマー内にいるロヒンギャは約100万人。政府は国民として認めていない。同州内での殺害、レイプや民家破壊の報告が相次いでいるが、政府が州への出入りを規制しているため真偽が確認出来ない状況にある。
国連は最近、州内で残虐な殺害などが広範に発生しているとする報告書を公表。ミャンマーからバングラデシュに逃れてきたロヒンギャ220人との面談調査に基づくもので、最年少で5歳の児童が兵士にのどを切られたなどの証言が含まれていた。
ミャンマー政府の報道担当者はこの報告書を読み、内容に非常な懸念を抱いたと指摘。副大統領率いる調査委員会が調査し、違反行為の証拠が見付かった場合、関係者に明確な処置を取るとCNNの取材に述べた。