トランプ氏、尖閣への安保適用を確認 貿易批判なし 日米首脳会談
トランプ氏はまた、航行の自由や北朝鮮のミサイル、核兵器の脅威に対する防衛など、日米が共有する国益の推進のために両国で協力していく方針も明らかにした。
対日安全保障や在日米軍駐留の経費負担を日本は増額するべきだとの要求については言及しなかった。また、日本の通商政策に関する以前の批判もなりを潜めた。
ただ、トランプ氏は日米関係に一定の進展があったことを示唆。日米両国は防衛やそのための軍事力に「非常に多く」投資する姿勢を示していると指摘したうえで、日米の通商関係は「自由で公平、互恵的」なものであるべきだと付け加えた。
トランプ氏と安倍氏の会談はホワイトハウスの大統領執務室で行われ、昼食も共にした。その後は夫人らを伴ってフロリダ州に向かい、トランプ氏の別荘に滞在する。11日には共にゴルフを行う見通し。