デモ隊狙い爆弾テロ、73人死傷 パキスタン東部
イスラマバード(CNN) パキスタン東部ラホールで13日、デモ隊を狙ったとみられる爆発があり、政府報道官によると少なくとも14人が死亡、59人が負傷した。
当局者らは自爆テロだったとの見方を示している。
反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)の分派「ジャマートゥルアフラル」が、CNNにあてた電子メールで犯行声明を出した。
これとは別に北西部の部族地域、北ワジリスタンの武装組織指導者もCNNへの電話で犯行を認めた。
ラホールでは昨年春、キリスト教の復活祭を狙った自爆テロが発生し、少なくとも69人が死亡、341人が負傷した。ジャマートゥルアフラルはこの事件でも犯行を認めていた。
ラホールはパンジャブ州の州都で、同国第2の都市。シャリフ首相は犯行を強く非難する声明を出し、テロ撲滅への決意を改めて表明した。