キリスト教徒への襲撃相次ぐ、町を捨てて避難 エジプト
「宗派対立による暴力事件には普通、教会の建設とか(異なる宗教の信者間の)恋愛ざたといったきっかけがある。だが最近の事件では単にキリスト教徒だからという理由で標的にされている」と、人権団体の関係者は言う。
エジプト軍はシナイ半島北部における対テロ戦を優位に運んでいると主張している。2月には、過激派が逃げ場所にしていたシナイ半島中部の山を占領したという。
だが住民の中には、守ることはできないから逃げろと警察からアドバイスされたと語る人もいる。