日米韓がミサイル防衛演習 北朝鮮と中国は反発
中国は、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)」の韓国配備が始まったことに対しても反発を示している。THAADのレーダーで中国内部の軍事活動に対する監視が強化される可能性を警戒しているためだ。
専門家らは特に、日韓両国の協力態勢に注目している。
ベルリン自由大学で日本の安全保障を研究するコリー・ウォレス博士によると、これまでは韓国が軍事面、情報面で日本との協力に抵抗感を示してきたことが、北朝鮮の脅威に対処するうえで障害になると懸念されていた。